「ジム、もう行かなくなったし…そろそろ退会しようかな」
そんなふうに思って退会したものの、あとから「やめなきゃよかった」と後悔する人は意外と多いものです。
この記事では、実際にジムをやめたあとに後悔した人たちの体験をもとに、よくある後悔ポイントを解説。
さらに、退会前に考えておくべき3つのチェック項目をご紹介します。
「退会すべきかどうか」で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
ジム退会後に後悔する人に多い5つの理由
1.モチベーションが維持できなくなった
ジムという「目的地」があったからこそ、週に数回でも運動ができていた人は多いです。
いざ退会してみると、「今日は忙しいし明日でいいか」が続いて、結局まったく運動しなくなるケースもあります。
ジムには「環境の強制力」があるため、それを失ったことがモチベーション低下につながるのです。
2.運動習慣が完全に途切れた
ジムに行くことが「生活リズムの一部」になっていた人ほど、退会によってそのリズムが崩れます。
結果として、運動だけでなく食生活や睡眠習慣にも影響が出てしまうことも。
特に在宅ワークの方は、運動機会が極端に減ってしまうリスクが高いです。
3.家トレが想像以上に続かなかった
「YouTubeやアプリで自宅トレーニングをすれば大丈夫」――そう思っていた人も、
- スペースが足りない
- 家族の目が気になる
- 器具が揃っていない
などの理由で、実際には三日坊主になってしまうことが多々あります。
“無料でできる”ことと“実際に続けられる”ことは別問題なのです。
4.ストレス解消の場を失った
ジムは単なるトレーニングの場ではなく、
- 日常から離れる「自分だけの時間」
- 軽く人と接することで得られる「外とのつながり」
といった、メンタル面のリフレッシュ効果も大きな魅力です。
これを失ってしまったことで、ストレスがたまりやすくなったという声も多く聞かれます。
5.結局、再入会して余計なお金がかかった
「とりあえずやめて様子を見よう」と退会し、数ヶ月後に「やっぱりジムが必要だった…」と再入会する人も少なくありません。
再入会には登録料やキャンペーンの対象外になるなど、余計な出費がかかる可能性もあるため、軽い気持ちでの退会は慎重にすべきです。
退会しても後悔しない人の特徴
一方で、ジムを退会しても「まったく後悔していない」という人も存在します。
そのような人たちには共通した傾向があります。
1.運動の目的が明確でプランも立てていた
「減量3kg」や「毎朝30分ウォーキング」など、具体的な目標があり、自宅や公園での運動計画が組まれている場合、退会後も習慣を維持しやすくなります。
2.家トレ環境が整っている
ダンベル・ヨガマット・アプリなど、自宅での運動を前提にツールを揃えている人は、ジムなしでも成果を出しやすいです。
3.通うコスト(時間・お金)が見合わなかった
「仕事帰りにジムが遠い」「会費が月1万円以上して負担だった」など、そもそもジム通い自体がストレスになっていたケースでは、退会後にスッキリする人が多いです。
退会前に考えるべき3つのチェックリスト
それでも「やっぱり辞めたいかも…」という気持ちがあるなら、以下の3点を確認してみてください。
1.1週間、自宅トレーニングだけで過ごしてみたか?
まずは**“仮退会”のつもりでジムに行かずに1週間過ごしてみる**のがおすすめ。
それでも運動が続くなら、退会後も習慣を維持できる可能性が高いです。
2.「やめたい」のか?「面倒なだけ」なのか?
ジム通いに疲れているだけなら、一度スケジュールや曜日を見直してみるのも手です。
モチベーション低下と本当の退会希望を混同していないか、自問してみましょう。
3.代替手段は確保できているか?
- YouTube筋トレやフィットネスアプリ
- 市営ジムや区営の運動施設(コスパ◎)
- ウォーキング・ランニングコース
など、退会後も続けられる代替手段を具体的に書き出して準備しておくと安心です。
【体験談】退会して後悔した人・しなかった人
Aさん:退会して後悔し、再入会
「仕事が忙しくなって退会。でも家ではまったく運動せず、3ヶ月で5kg増…。結局ジムに戻って、入会金まで払い直しました。もっと考えてからやめるべきだったと反省してます」
Bさん:退会しても習慣維持に成功
「会費が高くてやめたけど、自宅にヨガマットとアプリを用意して、毎朝15分だけトレーニング。むしろ時間に縛られず快適になったので後悔はないです!」
まとめ:後悔しない退会には“準備”がカギ
ジムを退会して後悔するかどうかは、退会後の過ごし方次第です。
なんとなく辞めるのではなく、「自分が本当に必要としているものは何か」を見極め、代替手段や習慣維持の仕組みを用意した上で決断することが大切です。
ぜひ、今回紹介したチェックリストをもとに、後悔のない判断をしてくださいね。