「体は変わったのに、顔だけ変わらない…」と感じていませんか?
筋トレを続けて体が引き締まってきた。服のサイズも落ちて、周囲から「痩せたね」と言われる。なのに…鏡を見ても「顔つきが全然変わってない」と感じることはありませんか?
SNSでは「筋トレで顔つきが変わった!」という投稿がたくさんあるのに、自分はまったく変わった気がしない。それ、あなただけではありません。
この記事では、「なぜ筋トレしても顔が変わらないのか?」という疑問に答えつつ、顔つきを変えるために意識したいポイントをわかりやすく解説していきます。
筋トレで顔つきが変わると言われる理由
そもそも、なぜ「筋トレ=顔つきが変わる」と言われるのでしょうか?
筋トレを続けていくと、体脂肪が減って筋肉がつき、身体のラインが引き締まっていきます。その変化とともに、顔の脂肪やむくみが減ってシャープに見えるということが起きやすくなります。
また、筋トレによるテストステロン(男性ホルモン)や成長ホルモンの分泌増加も影響して、顔の印象が「凛々しくなった」「引き締まった」という印象になることも。
しかし、これはあくまで“条件が揃った場合”。実際には「顔つきが変わらない」と感じる人も多く、その原因はいくつかあります。
筋トレしても顔つきが変わらない3つの原因
1.顔の脂肪は最後に落ちる
体脂肪は「減らしたい場所」から順番に落ちるわけではありません。個人差はありますが、顔は脂肪が落ちにくい部位の一つです。
特に、全体の体脂肪率がまだ高い場合、腹部や太ももなどが先に痩せて、顔は後回しになりやすい傾向があります。
2.表情筋が使えていない
顔には30以上の筋肉(表情筋)があり、これらが衰えると「むくみ」「たるみ」「ぼんやりした輪郭」の原因になります。
スマホやPCを長時間見ていると、無表情の時間が長くなり、顔の筋肉がほとんど使われなくなってしまいます。その結果、筋トレで体が締まっても、顔だけは“ぼんやり印象”のまま…ということに。
3.むくみ・姿勢・食生活が顔に直結する
塩分の多い食事やアルコール、寝不足は、顔のむくみを引き起こします。特に朝起きたときに「顔がパンパン」という方は要注意。
また、姿勢の悪さ(猫背・ストレートネック)は、リンパや血流を妨げて顔まわりに老廃物が溜まりやすくなります。実は、こうした生活習慣の乱れが、顔つきに大きく影響しているんです。
顔つきを変えたい人がやるべき具体策
では、顔つきに変化を出すにはどうすればよいのでしょうか?以下の5つを意識してみてください。
1.有酸素運動を取り入れる
筋トレだけでは体脂肪の減少がゆるやかになりがち。週2〜3回の有酸素運動(ウォーキングやバイクなど)を組み合わせることで、脂肪燃焼が加速し、顔の脂肪にもアプローチできます。
2.食事の見直しで「むくみ」をカット
- 塩分控えめ
- 水分はしっかりとる(1.5〜2リットル/日)
- アルコールや加工食品を減らす
こうした食生活の改善だけで、顔のむくみがスッキリする人は多いです。
3.表情筋トレーニングを取り入れる
「顔ヨガ」や「あいうえお体操」などの表情筋エクササイズは、簡単だけど効果大。
朝の鏡の前や入浴中に1日3分でもOK。習慣化すれば、フェイスラインが引き締まりやすくなります。
4.姿勢改善で顔のたるみを防ぐ
猫背やストレートネックになると、顔周りの血流やリンパの流れが滞り、むくみやたるみの原因に。
- 胸を張って歩く
- スマホを見るときは目線を上げる
- 首のストレッチや肩甲骨はがし
これらの習慣が、顔の印象にも直結します。
5.ビフォーアフターを記録する
変化を感じられない時期でも、写真で比較すると意外と変わっていることがよくあります。
週1で顔の正面・横から撮影しておくと、モチベーション維持にも役立ちます。
顔つきが変わるのは、何ヶ月後?
個人差はありますが、「顔つきが変わった」と実感するまでに3ヶ月〜半年程度かかる人が多いです。
体脂肪率の変化、表情筋のトレーニング、姿勢や食事の見直しなどをトータルで続けることで、少しずつ「顔に現れる」ようになります。
逆に言えば、顔だけを変えようとするのではなく、生活習慣や体全体を整える中で、顔の印象も変わっていくと考えることが大切です。
【まとめ】顔つきは“筋トレだけ”では変わらない
筋トレは体を変える強力な手段ですが、「顔つきの変化」を求めるなら、それだけでは不十分なことも。
- 有酸素運動で脂肪をしっかり燃やす
- 食事と生活習慣でむくみを予防
- 表情筋や姿勢を意識してフェイスラインを整える
こうしたトータルのアプローチを意識すれば、必ず変化はついてきます。
「最近、顔が変わったね」と言われる日を目指して、今日から一歩ずつ始めてみましょう。